Midwinter Seminar

日本臨床免疫学会

運営委員より

日本臨床免疫学会 Midwinter Seminar 2024 開催に向けて

Midwinter Seminar 2023 運営委員の紹介とともに、
開催に向けた想い、受講者へのアドバイスをご覧いただけます。

委員長より

東邦大学 医学部 
内科学講座 膠原病学分野
亀田 秀人

2007年に臨床免疫学の将来を担う若手研究者を育成することを目的にこのセミナーが生まれました。私は初代チューターの一員としてMidwinter seminar(MWS)の創設に携わる機会を得ましたが、これ以上のfaculty developmentの経験は後にも先にもありません。チューターを担当した研究者以外の一人一人の研究に対しても、発表・討議の30分に加えて、事前のシラバス目通し、事後のフィードバック議論と、少なくとも1時間以上向き合い、若手研究者、チューター仲間、理事クラスの方々の質問やコメントに耳を傾けることで、洞察力を深め、視野を広げることができました。

MWSにはできるだけ多くの臨床分野からphysician-scientistに参加していただきたいと思いますし、PhD(コース)の基礎研究者や学部学生の参加も歓迎します。2007年に誕生したMWSは、その後日本皮膚科学会や日本リウマチ学会、さらには海外のセミナーのモデルともなっているようです。非日常的空間における同志の集いで君の臨床免疫学は変わります。そしてMWSのチューターという新しい目標が生まれることでしょう。君が臨床免疫学を変えて、チューターとしてMWSに戻ってくることが私の願いであり、君が参加する今年度MWS成功の証左となるのです。

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委員・チューターより

北海道大学 大学院・医学研究院 免疫・代謝内科学教室 藤枝 雄一郎

抗リン脂質抗体症候群や全身性エリテマトーデスの研究をしています。
MWS2012にYIとして参加し、2019年からチューターになりました。職業や立場は関係なく臨床免疫学というジャンルで、患者に役立つための研究について語り、かけがえのない仲間ができるのがMWSです。「あの出会いがあったからこそ今がある」という未来のためにもチューターとしてがんばります。よろしくお願いします。

大阪大学 医学系研究科 癌免疫学 藤木 文博

2019年のMWSからチューターとして新たに加えていただきます。初代(2007年)のYIですので、久しぶりのMWSになります。私自身、YIとして参加して本当に実りある経験・交流をさせて頂いて、それが今では大きな財産となっています。次は、次世代のYIの皆さんにMWSを通じて将来の財産となるような経験・交流をしてもらえるよう、大変微力ではありますがお手伝いできればと思います。真冬の沖縄で熱いディスカッションを一緒に楽しみましょう!

岐阜大学大学院 医学系研究科 小児科学 大西 秀典

2022年のMWSからチューターとして参加させていただくことになりました。小児科では先天性の免疫異常症(原発性免疫不全症や遺伝性自己炎症性疾患)を扱う事が多く、診断や病態解析、治療法の選定などに免疫学の基礎的な知識が必要になってきます。私自身まだまだ若手研究者と思っておりますので、YIの方々と一緒にこのセミナーで勉強させていただければと思っております。

慶應義塾大学内科学教室 消化器 三上 洋平

消化器内科医として炎症性腸疾患を専門にしており、MWS2020よりチューターとして参加させていただきます。炎症性腸疾患の慢性腸炎および腸管外合併症の病態を統合的に理解するために、腸管、肝臓、関節、皮膚、眼、肺、など諸臓器との臓器間ネットワークの観点から、腸管免疫・組織修復・腸管線維化の研究を行っております。多様な専門性をもつYoung investigators(YI)の先生方とディスカッションを通じて、私自身も勉強させていただくつもりです。YIとして参加したMWS2011で私が感じた臨床免疫学の楽しさを1人でも多くの先生に伝えられる様に頑張っていきたいと思いますので、宜しくお願いいたします。

産業医科大学第一内科学 岩田 慈

MWS2011へYIとして参加させていただき、2020年よりチューターに加えていただきました。私は膠原病・リウマチ学を専門にしており、特にSLE、最近では免疫代謝を中心に研究を進めています。私自身、MWS2011への参加で様々な分野のご発表を聞き、違った発想を持った仲間と議論する中で、視野がひらけた、と感じたことを記憶しています。またその後長く交流が続く仲間もできました。YIの皆さんの発表、そしてその後も長く続く交流のきっかけづくりをお手伝いできればと思っています。

岡山大学リウマチ膠原病内科 松本 佳則

2022年MWSよりチューターとして参加させて頂くことになりました。2011年にYIとして、また2018年にRCとして参加させて頂きましたが、留学直前に参加させて頂いた2011年のMWSは私の人生の転換点になりました。自分の周りに同年代で素晴らしい研究をされている方が多くおられることを肌で実感し、自分の未熟さを思い知らされ、留学中の目標や大きなモチベーションになりました。留学から帰国後の2018年MWSでは、今後日本で研究を続けていく際に必要な視点をSenior Investigatorの先生方から多くアドバイス頂き、その後の自分の研究における財産となりました。今後のMWSを通して私自身も刺激を頂きながら、YIの先生方にも自分の受けた感動をお伝えできればと考えています。

神戸大学 脳神経内科 千原 典夫

脳神経内科医として神経疾患と免疫の関わりについて興味を持って診療に従事しております。MWS2023からチューターとして参加させていただきます。私自身MWS2011にYoung investigators(YI)参加してとても勉強になった思い出とたくさんの仲間ができた喜びがあり、そのような体験をこれからのYIの方々に味わっていただくべく頑張りたいと思います。臨床医の目線を持った免疫学者という共通の背景があり、普段交わることの少ない様々な診療科からの違った視点から生まれるディスカッションを楽しみたいと思います。よろしくお願いいたします。

京都大学 大学院医学研究科 がん免疫総合研究センター 免疫ゲノム医学講座 谷口 智憲

2023年よりチューターとして参加いたします。私は、内科で二年間、臨床に従事してからは、腫瘍免疫の基礎研究を行っています。2007年の第一回のMWSではYoung investigators(YI)として参加して、2018年にはReturn commentator(RC)として参加いたしました。このセミナーでは、普段の研究生活ではあまり関わる機会の少ない他分野の先生と交流やディスカションがとても濃密にできるが特徴です。これは他では得がたい経験で、貴重な財産になっています。これからは、チューターの立場で、新たなYIの方々との出会い・刺激を楽しみしながら、さらにこのセミナーの発展に尽くしたいと思っております。よろしくお願いします。

大阪大学 医学系研究科 皮膚免疫疾患治療学 渡辺 玲

2024年のMWSよりチューターとして参加させていただくことになりました。私は皮膚科医として、皮膚慢性炎症性疾患と皮膚免疫、特に皮膚に常駐するresident memory T細胞との関わりに興味を持ち、診療・研究を続けて参りました。皮膚は全身の鑑と言われ、診療の場でも、全身の免疫機構を考察し理解することの必要性を日々痛感しています。そして、この「全身の鑑」という言葉は、どの臓器にも当てはまる、免疫のネットワークを象徴した言葉であるように感じています。MWSの場では、多様な専門分野のYIの先生方が、様々な視点からのディスカッションを通して有機的なネットワークをどんどん生み出して下さいます。皆様と一緒に沢山勉強し、刺激し合いたいと思っております。どうかよろしくお願い致します。


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前委員・チューターより

筑波大学 臨床免疫学 松本 功

6年間、長いようで短かかったMWSでしたが、色々なYIの方と出会い、熱くdiscussionすることができました。実直に、そしてmotivationを高く持ってClinical Immunology研究を進める皆さんに心うたれ、自分にできることを探し求めた6年間でした。
沖縄の本会では大分肝臓にダメージを受けながらも、充実感と強いつながりを持って皆さんが帰っていく姿をみて、tutorとしても大きな喜びを感じる会になっていました。MWSも第3期になりますが、今後も多くの若い先生方の強いパワーが集まり、新しいtutorの先生方と熱いdiscussionが繰り広げられることでしょう。また色々な場面で皆さんにお会いするかと思いますが、日本臨床免疫学会の核として、裾野の広い学問を高めるべくお互いに頑張っていきましょう。

東京医科歯科大学大学院 発生発達病態学 森尾 友宏

6年間、唯一の「小児科所属」臨床免疫研究者として参加しました。このMWSの強みは、セミナー前の徹底指導、セミナー期間中の会場内外における親密な交流に加えて、セミナー後もつづくつながり・交流にあります。私も会場では異分野の世界に感化され、知力を振り絞り、会場外では体力を振り絞りましたが、セミナー後もDF,TU,YIの方々と連絡をとり、研究や討論が続いています。MWSでは同年代であるYIたちからも建設的かつ忌憚のない意見を受けることができます。ここで得る友人たちはきっと今後長く、皆さんの宝になることでしょう。臨床から発信される基礎研究のインパクトは高く、誇るべきものが多い。これからは臨床発研究・ヒト免疫学の時代です。多くの同志が加わってくれることを楽しみにしています。

国立がんセンター東病院 臨床開発センター 中面 哲也

腫瘍免疫の基礎研究と臨床試験をやっています。3年間チューターをやらせていただいて、次世代の若きリーダーの育成に貢献できたかどうかはわかりませんが、少なくともこの3年間で数多くの次世代のリーダーに出会うことができたと思っています。これまでの、そしてこれからの若い参加者の皆さんの中からリーダーがどんどん育っていくことに大いに期待しています。

産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門 辻 典子

日頃信念をもって学業にも仕事にも取り組んでいるYIのみなさんがMWSの準備においても誠実に努力し、向上と協調の精神をもって冬の沖縄に集結する。それ自体既にすばらしいことですが、皆のそうした気持ちが充実した研究ディスカッションと楽しい交流の時間に確実に結びついていくのを目の当たりにして、皆が豊かに成長できる、安心してお互いの向上を願い創り上げるこの良いサイクルを、大事にして発展させていく必要を強く感じました。免疫学と臨床の発展も、同じように良いサイクルで同調しながら、着実に進むことが期待されます。私も三年間tutorをつとめたなかで経験することのできた豊かな気持ちに感謝し、これからも機会あるごとに尽力していきたいと思います。皆で輪を広げていきましょう。

東京大学 アレルギー・リウマチ内科 川畑 仁人 (現 東京医科歯科大学大学院 膠原病・リウマチ内科)

臨床免疫というキーワードのもと、分野や年代の異なる様々な先生方と交流できたことは、私にとって大きな刺激となりました。参加した多くの方々も、このような他では得難い経験をしたに違いありません。何より確信をもっていえることは、このセミナーは、企画・準備の段階から、当日のセミナー、その後のフォローまで、将来の臨床免疫学を担う若き研究者育成への熱き思いに満ちている、ということです。
是非この中に飛び込んで、当日までの熱い準備、活気ある討論、沖縄の海、多くの先生方との交流など、様々な体験をしてみませんか。これまでの臨床免疫研究に、新たな視点と、更なる意欲と、広がる人や研究のつながりを感じることができるはずです!

慶應義塾大学 内科学(消化器) 久松 理一

私がMWSのTutorに選ばれたのは実はまったくの行きがかり上のことであった。たまたま事務局から教授に電話が入った時にその場にいただけのことである。もちろん臨床免疫学会会員でもなかった。最初の会議に出席したときTutorの先生方とはほとんど初対面で皆年上であった。膠原病関係が多い中、消化器の私は随分と肩身が狭かったような気がする。大学の先輩の亀田先生がいてほっとしたことを覚えている(でもこれは間違いであったと後に気付いた・・)。Tutorの役割はかなりハードで毎年1月過ぎてからは私の仕事の多くの部分をMWSが占めることになった。他人を指導することの難しさ、異分野交流の重要さを実感した。Tutorの先生方のチームワークは素晴らしく、第1回MWSを開催する頃には古くからの知り合いのような感じであった。politicalな要素も大きい学会活動の中で純粋に学問や若手教育に没頭するMWSは日本の臨床系学会の中で極めて稀な存在である。会が終了した後もYIとメールのやり取りがあり、その後の頑張りや活躍を知るのはとても嬉しかった。tutoringを通じて得たものは極めて大きい。そして何より楽しかった。DF、Tutorの先生方、そしてYIの先生方には深く感謝したい。
・・・4年間YIを指導した・・・。でもYIに教えられた事の方がずっと多かった。Tutorだって成長したぜ!真冬の沖縄で。Thanks everybody!

大阪大学 呼吸器・免疫アレルギー・感染内科 田中 敏郎(現 同大学 抗体医薬臨床応用学)

今後日本の臨床免疫学を支えてゆくであろうyoung investigatorの熱意、体力に圧倒されました。皆さんの益々のご発展をお祈りするとともに、私ももうひと頑張り出来そうです。

金沢大学 皮膚科学 長谷川 稔(現 福井大学 皮膚科)

素晴らしい先輩や仲間と知り合い、私自身も成長することができました。何物にも代え難い何かが、沖縄のこの4日間で得られるはずです。研究で苦労しているのは貴方だけではありません。まず参加することです!

慶應義塾大学 医学部 消化器内科 佐藤 俊朗

MWS2013から、MWSのチューターとなりました佐藤俊朗と申します。炎症性腸疾患の臨床・研究からはじめ、現在は腸管上皮幹細胞や大腸がんの研究が仕事の中心になりつつあります。科学全般的な視点から面白いDiscussionができればと楽しみにしております。

東京医科歯科大学 小児科 今井 耕輔

MWS2013から4年間、チューターとしてミッドウィンターセミナーに参加させていただきました。私は、研修医時代から小児の原発性免疫不全症の診療、研究一筋に進んで来ました。研究も臨床も、とかく狭い世界に閉じこもりがちですが、ミッドウィンターセミナーは、「臨床免疫学」の幅広さを体感できる貴重な機会となります。また、参加者同士が切磋琢磨し、幅広い人脈を築くことで、日本の臨床免疫学を発展させて、患者さんに還元していって欲しいと思います。沖縄での熱い冬をぜひ楽しんでください。

東京大学 医学部 アレルギーリウマチ内科 藤尾 圭志

最初にチューターをやらせていただいたときには自分も参加者のつもりで参加しました。それから6年経ち、参加者だと言い張るには年を取りましたが、真冬の沖縄で参加者の皆さんの熱意に活力をもらいつつ、建設的な議論を通じて様々な分野の勉強ができて、本当に素晴らしい経験になりました。チューターという役割の下、6回も参加できて本当に感謝しています。生物学的製剤の普及などにより、以前よりも臨床免疫、ヒト免疫の重要性が着実に増加し、ディスカッションもさらに活発になってきていると感じます。免疫疾患を考えていく上で、今後このグループがある意味のコアになっていくことは間違いありません。仲間を作りつつ成長して、医学の進歩に貢献する、そんなMWSと臨床免疫学会の同志が増えることを、楽しみにしています。

東京大学 医学部 皮膚科 門野 岳史

6年間多くのYIの皆様と出会い、議論できたことは私にとって大きな財産です。自分の専門分野という殻のなかに閉じこもらず、広い視野で臨床免疫をみることができるようになるのはこのMWSの大きなメリットではないかと思います。束の間、日常業務から離れてこの沖縄という非日常的な空間の中に身をおき、存分に臨床免疫学を楽しんでください。

北海道大学大学院 医学研究科 免疫・代謝内科学 保田 晋助

2013年からの6年間、TutorとしてMidwinter Seminarのお世話になりました。もちろん、計16名のYoung Investigatorの皆さんのお世話もさせて頂いた訳ですが、双方向性のディスカッションの中では教えられることの方が多かったと確信しています。指導に至らぬ点も多かったと自覚していますが、若い研究者の皆さん一人ひとりと知り合うことが出来て、本当に良かったと思います。また、Tutorの皆さんとも同期生であるかの様な、あるいはそれ以上の繋がりができたことは一生の宝です。このような縦横の深い交流は、通常の学会などではなかなか得がたいものです。MWSを企画、運営されてきた委員の先生方、コンベンション、またサポート頂いている企業の皆様に改めて深謝いたします。今回で僕は引退になりますが、この会が末永く研究者にモチベーションを与え続けてくれることを願っています。

北里大学 医学部 膠原病・感染内科学 山岡 邦宏

2013年から6年間チューターを務め、任期満了に伴い無事に退くこととなりました。セミナー期間中、YIは緊張と安らぎの入り混じった日々を送りますが、その影響で大きく変化する姿をみてきました。見ていて楽しく、頼もしくかつ羨ましくも有りました。一方、チューターも異分野の集まりですのでセミナーに向けた準備やセミナーでの交流は大変楽しく、毎年決まった沖縄で再会するため同志的繋がりが深まりました。このセミナーは委員長を軸に若手・中堅研究者で作り上げていて、毎年少しずつ変化させつつより良いものを目指してきました。今後は外からこのセミナーを観察し、優秀な参加者を送り出せる様にしたいと思っています。6年間の間に交流のあった、YI、チューター、SIの皆様ありがとうございました。

久留米大学医療センター リウマチ・膠原病センター 山崎 聡士

MWS2013から6年間チューターを務めました。毎回「臨床免疫」というキーワードによってセミナーの一体感が醸造されていく過程を体感してきました。セミナー卒業生の「第◯◯回MWS同期」といった表現も定着し、MWSの一体感が継続していることがうかがえます。各研究室の技術や文化に触れたこと、何よりYIの皆さんとのフランクな議論からは多くを学ぶことができました。そして沖縄の風土と砂浜に刻まれた参加者皆さんとの記憶。チューターの任は解かれましたが、MWSでの経験は今後の研究生活への豊かな糧として生かされるでしょう。これまでの、そしてこれからのMWS参加者にとってもそうであると思います。

札幌医科大学 医学部 病理学 塚原 智英

MWS YI1期生の塚原です.その後は多くのご縁で,チューターを2012年から実質6年間,担当しました.
YIで参加した時にはYI同士と,そしてチューターと異分野なフィールドでのディスカッションに飲み会を終始楽しみました.今でも昨日のことのようです.でも自分がチューターになってみたら,さらに強い濃密な時間がありました.それはYIとのチュータリングの時間はもちろん大きいのですが,チューター同士の気付き,気遣い,提案などみんなでYIを,そしてMWSを盛り上げようという気概によるところが大きかったです.自分が過去にYIとして楽しんだように今のYIにも沖縄で存分に楽しんで欲しいと気持ちでした.年を重ねるごとにそれらが混ざり合って厚みを増していって,そうなったのだと思います.
日本臨床免疫学会のオフィシャルセミナーとはいえ,実際は手探り手作りのアットホームな会です.参加されるYIの皆さんには,非日常の沖縄でリラックスして異分野交流を存分に楽しんで,YIとの横のつながり,チューターとの縦のつながりを作ってもらえたらなぁと願っています.私もたくさんのご縁を頂きました.

産業医科大学 医学部 第一内科学講座 中野 和久

2016年のMWSXよりチューターとして加えていただきます。私自身MWS2008にYIとして本当にいい経験をさせていただきましたので、微力ではありますが、YIの皆さんのプレゼンと交流のお手伝いができればと思います。真冬の沖縄での昼夜を問わない熱いディスカッションを楽しみにしてます!

熊本大学大学院 生命科学研究部 皮膚病態治療再建学 福島 聡

皮膚科医で専門は腫瘍免疫。とくにメラノーマを研究対象としています。
Young investigators(YI)として参加したMWS2008は、私のその後の臨床・研究に大きな影響を与えました。2016年のMWSXから、チューターとして参加させていただきます。若い次世代のリーダーたちが、沖縄の地で互いに刺激し合い、臨床免疫研究の活性化をおこすお手伝いをしたいと思います。

慶應義塾大学 医学部 消化器内科 中本 伸宏

MWS2015からチューターとして参加させていただきます。臨床においては消化器内科医として主に肝疾患の診療に携わり、基礎研究は肝免疫を専門にしています。真冬の沖縄という日常から解放された環境の中で様々な分野の先生方と議論を重ね、普段とは違う視点から新しい発見が生まれることを楽しみにしています。

広島大学大学院 小児科学 岡田 賢

MWS2017からチューターに就任させていただきます。小児科医で免疫遺伝学、とくに原発性免疫不全症における遺伝学的関与の研究を行っております。YIの先生方と一緒になって、新しい知識・柔軟な発想を勉強するつもりでMWSに参加します。臨床免疫の楽しさをYIに伝えることを最大の目標とし、微力を尽くしたいと思います。

川崎医科大学 リウマチ・膠原病学 向井 知之

2019年のMWSよりチューターとして参加させていただきます。
リウマチ・膠原病医で、骨免疫学・骨代謝・自己炎症性疾患を研究対象としてます。私自身MWS2009にYIとして参加して、大いに刺激を受け、その後研究を進めるモチベーションになりました。今度はチューターとして皆さんのお手伝いをすると同時に、私自身も"再活性化”させてもらおうかと思います。ディスカッションできるのを楽しみにしてます!

国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 免疫研究部 佐藤 和貴郎

MWSチューターを2018年度から勤めさせていただきます佐藤和貴郎と申します。専門は神経内科学、神経免疫学、そして「臨床免疫学」です。2008年にYoung investigators(YI)として参加したMWSのことは今でも鮮明に覚えています。Tutorの先生を中心に4人の異なる科の先生とチームとなって、沖縄での「本番」へ向けて発表の準備を進めるのです(メールで)。だから沖縄での発表は自分一人のものではない、チームやTutorの先生の息がかかり、応援を感じての「一本」となります。もちろん発表後のOffは、夜の居酒屋でのAftercare、そして沖縄から戻ってからもやり取りがずっと続きます。秋の学会での再会が毎年の楽しみになりました。このように時空を超えて?自分の興味/仕事が仲間/先輩とつながり続ける、その強力な磁場がMWSです。私自身、10年ぶりにこのトポスに戻ってくることができ、ワクワクしているところです。神経免疫学のスコープは神経変性疾患や脳卒中、てんかん、精神疾患、自閉症、ME/CFSなどなど広がり続けています。参加者のみなさまに何かヒントを与えることができたら、望外の喜びです。それ以上に私自身沢山学びたいです。どうぞ宜しくお願いいたします。

東京大学 医学部 皮膚科 吉崎 歩

MWS2020からチューターに就任させて頂きました。皮膚科医として一般臨床に加え、強皮症をはじめとする膠原病や、乾癬、アトピー性皮膚炎といった免疫が関係する疾患を診療・研究しています。私はMWSの第4回生(2010年)で、RC第1回生としてMWS X(2016年)にも参加させて頂きました。YIの皆さんと共に、今度はチューターの立場で臨床免疫学を楽しみ尽くしたいと思っています。どうぞよろしくお願い申し上げます!

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